こんにちは!化工見習いです!
今回は、化学工学技士(基礎)2018年のA問題を解いてみました! 余談ですが、最近ちょくちょくコメントを頂いており、大変喜んでおります🙌 他にも何かあれば、気軽にご連絡ください!
目次
2018年-A-解答
2018-A12
2018-A3
2018-A4
2018-A5
2018-A6-改
2018-A7
2018-A8
振り返り
A3.
文字がずらっと並び、問題が捉えにくいですが、流入・流出流量、比熱、温度差をしっかり把握できれば難なく解くことが出来ます。
A4.
円形ではない形の配管での「相当径」を誘導にしたがって求める問題でした。私は完全に公式で覚えていたんですが、初めて導出過程を知りました笑
二重管の場合は「外円筒径-内円筒径」なのでシンプルですね!
計算ミスなく解ければ大丈夫だと思います。
A5.
熱交換の問題!
1)ですが、対数平均温度差を知らないと解けません!公式を覚えておく必要があります。
2)は、迷う方も多いと思います。
温度について方程式をたてると、単純な一般解のない形の方程式となりますので、試行錯誤法で解きます。
試行錯誤法とはその名の通り、「つじつまの合う結果になるまで数値をひたすら変えて試してみる」方法です。
ですが、全ての選択肢を試す時間は無いのでここでポイント!
並流は向流よりも熱交換率が低い
という点を利用して選択肢を絞ります。
1)の問題(向流)で、水の出口温度は70℃と求めているため、並流であれば水の出口温度はそれよりも高い(4),(5)しかありえません。
したがって試しに、(4)の71.6℃として計算を進めるとうまく計算が合いますので、(5)の答えは48.1℃と求められます!
こちらの記事👇で対数平均温度差と算術平均温度差について考察しているので是非ご覧ください><
A6.
d.両対数にプロットする必要はありません。
Aの濃度が0.1→0.04に、つまり0.4倍になった時、反応速度は0.5→0.08へ、つまり0.16倍(0.4^2)になっています。これは、反応速度が濃度の2乗に比例していることを示しますので、nA=2と瞬時に応えることが出来ます。
e,fはなかなか難しかったと思います。
CBをCAに変換して、それから積分をしなければならない点がミスを誘っているのかなと思います。そこさえ通過できればあとは半減期と初期条件から求められます。
A7.
私はこれ、初見で解けませんでした笑
ちゃんと理解していれば、高校生でも解けそうなのに(T-T)
終わりに
これで2018年度-Aの解答・解説は以上になります!
何か質問やご指摘などありましたら、コメントの方よろしくお願いいたします!
2022年度の解答・解説はこちら👇
2021年度の解答はこちら👇
2019年度の解答はこちら👇
2018年度の解答はこちら👇
2017年度の解答はこちら👇
コメント
コメント一覧 (4件)
A6 aの解答ですが、十分小さい条件ではないでしょうか?
ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通り、「十分小さい条件」です。修正して上げなおします。他にも修正点などありましたらコメントの方よろしくお願いします!
迅速な返信ありがとうございます!
化学工学技士 基礎を10月に受けるので勉強に役立っています!
そう言って頂けて光栄ですm(__)m