こんにちは。化工見習いです。
今回は、2025/0307基本情報技術者試験を受験しましたので、まとめたいと思います。
基本情報技術者とは
情報処理推進機構(試験要綱・シラバスについて | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構)には、以下のようにデジタル人材を区分しています。

私が以前受験したITパスポートは「ITを利用する人」が受ける試験でしたが、今回の基本情報技術者は「情報処理技術者」の基本試験として設定されています。
ちなみに情報処理技術者とは(試験の概要 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構)
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。
情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人に活用いただける試験として実施しています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く総合的に評価しています
要するに、ITパスポートは教養、基本情報技術者はより実務的で、少し難しいわけですね。
試験構成・合格基準・合格率
基本情報技術者試験の試験構成について説明します。基本情報技術者試験では、科目Aと科目Bの2つで構成されています。
科目A:知識問題(一部計算あり)。多肢択一。60問。制限時間90分。
科目B:プログラミング技能問題(一部セキュリティ問題)。多肢択一。20問。制限時間100分。
合格基準は科目A、科目Bともに正答率6割以上です。注意点として、一度の試験で、両科目とも同時に6割以上正解しなければなりません。「今回は科目Aだけ6割越えたから、次の試験から科目Aは免除!」とかないので注意してください。
ちなみに、受験者の合格率は年々減少傾向で、直近の令和7年2月試験で40%を切ってます。
勉強方法と勉強時間
科目Aは、ITパスポートと同様、「かやのき先生シリーズ」、「基本情報技術者スマホアプリ」、「基本情報技術者試験ドットコム」を利用しました。
科目Bは、基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×疑似言語トレーニングブックを利用しました。
公式で、サンプル問題が出てるのもあるので、それも利用してみてください。
勉強時間は、科目Aが15時間くらい、科目Bは10時間くらいでした。
コツとして、基本情報技術者より先にITパスポートを勉強した方がいいです。基本情報技術者の科目Aは、体感7割くらいITパスポートの内容だからです。
科目Bでは、全くプログラミングをしたことがない方は大変です。科目Aで6割とれても、科目Bで6割越えられず、沼ってしまう方もいるようです。もし、プログラミングに苦手意識があり、取得する必要性がそこまでない人は、ITパスポートまでで十分だと思います。
結果と感想
結果はこちらです。

合格ラインギリギリでした笑
感想としては、「難しすぎるやろ!」です笑
科目Aは、テキストに載っていないような、過去問でも見ないような問題がたくさんあり、試験中は汗が止まりませんでした笑。
科目Bは、7割は越えたと思ったのですが、意外と取れていませんでしたね。。。
総評:心臓に悪い試験でした。
まとめ
今回は、基本情報技術者についてまとめてみました。
IT系に従事している人や、業務によってはお勧めできるかもしれませんが、私のような専攻も違う学生や、ただ資格が欲しくて受けるには少し面白くない試験だったかもしれません。おすすめ度は低めで。。。
報告:化工見習いレベル3➡レベル4にアップしました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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