就活まとめ【化学メーカー】

こんにちは。化工見習いです。

本日2/8を持ちまして、就職活動を終えましたので、1年を振り返り、まとめてみようと思います。

当然ながら、業界が違えばイベント時期の相場は異なりますから、今回は主に化学業界(化学メーカー)に絞って書いていきます。

これから就活する学生のみなさんのお役に立てれば幸いです

適当に書いて、最後に「よくある質問」に答えていきます。

目次

全体の流れ

おもに化学業界における、就職活動の全体の流れ感は以下になります。

インターンシップとは

インターンシップとは、簡単に言うと「職場体験」のようなものです。しかし、その種類(内容)は様々です。

小規模のものから大規模のものまで、よくあるタイプを簡単に紹介します。ただし、詳しい内容は会社によりけりですので、ネットで調べたり、過去に参加した先輩に聞いてみてください。

1Dayオンラインインターンシップ

その名の通り、1日ないしは半日でオンライン上で行うインターンシップです。インターンシップとは言っても、事実上の会社説明会のようなタイプもありますし、仕事内容の理解を深められるようなシミュレーションゲームを開催する企業もあります。

よくある内容

  • 会社概要説明
  • 職種や業務内容の説明
  • 社員との座談会
  • (企業や場合によっては)早期選考の案内

1Dayインターンシップ、工場見学会

これは学生自身が実際の事業所や工場へ赴くタイプのインターンシップです。自分が働くかもしれない職場環境を覗ける貴重な経験ができます。

よくある内容

  • 簡単な会社説明
  • 職場見学
  • 工場見学
  • 社員との座談会
  • (企業や場合によっては)早期選考の案内

オンラインと内容はそんなに変わりませんが、やはり自分の目で職場を見たり、社員の人柄を肌で感じることができるので、是非とも参加したいものになります。

5Dayまたは2週間インターンシップ

これは所謂「長期インターンシップ」ですね。こちらは1週間ないし2週間時間を取られてしまうので、研究などで忙しい人は参加することが難しいかもしれません。

よくある内容

  • 会社説明
  • 仕事体験
  • (企業によっては)実際の寮に住める
  • 早期選考の案内

なんといっても「仕事体験」ができるというのが最も貴重です。他の社員と同様の時間に出・退勤しますし、仕事(テーマ)をするので仕事内容を直に知れます。

また、職場に入り込むタイプもあるので、職場の雰囲気をじっくり知れますし、社員の方ともたくさんコミュニケーションができるので、必然的に得られる情報は就職活動の中で最高級品のものになります。

しかしそれだけ、企業側の受け入れ人数が少ないため、選考を勝ち抜くのは至難といえます。

インターンシップへ参加するには

インターンシップへ参加するには以下の手順を踏みます。

  1. 目ぼしい企業にエントリーしておく(=マイページの登録をしておく)
  2. 企業が募集を開始(エントリーしておけば登録しておいたメールに通知が来るので便利)
  3. 募集要項に沿って必要書類を提出(エントリーシートや証明写真など)
  4. 面接(企業やインターンの種類による)
  5. インターンシップへ参加

また、インターンシップへ参加すれば「早期選考」という特典が付く場合があります。

基本的に5Dayや2週間インターンシップでは「早期選考」が貰えます(インターンシップ選考時点でかなり絞るため)。

1Dayや2Dayだと、早期選考がもらえるかどうかは企業によります。

僕の場合

続いて僕の場合はどうだったか、3つに分けて、簡単にまとめます

SPI(テストセンター編) 5月~6月

就職活動につきものの「Webテスト」「適性検査」「SPI」などなど。。。どれも学生の能力を推し量るためのテストですが、これらの中で特に面倒なのが「SPI(テストセンター)」です。(詳述は割愛)

面倒なことは早めに終わらせるべく、5月に対策勉強をして6月に受験しました

インターンシップ編(前編)7月~11月

「インターン」と名の付くものは可能な限り、応募しました。

応募した企業数は全部で12社。その内10社が化学メーカーでした。

しかし、5Daysや2週間インターンシップは落選したため、一度も受けられませんでした(´;ω;`)

選考編(後編) 12月~2月

化学メーカーでは、早いところで12月中旬頃から早期選考 or 本選考の募集が始まります。「早期選考」とは「本選考」より早く行う選考のことです。前述したようなイベントに参加した人だけが原則参加できます。

12月の「本選考」は「早すぎだろ」とも思いますが、早く就活を終わらせたい学生にとってはありがたいですね。

僕は化学メーカーを全部で8社(早期6、本2)受け、順調に進んでいきましたが、結局内定を一番最初に貰った企業(化学業界第一志望)に就職を決めました。

「たくさんエントリーしたのに」という徒労感も否めないですが、納得感を持って入社を決意できたのは、これまでたくさんの企業を見てきて、自分の中に「基準」ができたおかげに他なりません

みなさんも是非一年間、自分の将来についてじっくり考えてみてください。

就活サービスについて

次に、就活サービスについて紹介します。僕が利用した就活サービスは

  • LabBase
  • Tech Offer
  • Offer Box
  • One Career

の4つで、上2つは理系特化型の「スカウト型就活サービス」です。

特にお世話になったのは「Labbase」でした。理系就活生はこれを入れていて損はないと思いますね

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資格やブログのウケは?

僕はエントリーシートの「ガクチカ」や「今までで困難だったこと」で資格取得やブログのことを書きましたが、面接官のウケはまあまあ良かったです。(笑)

別に就活用にこれを始めたわけではありませんが、これがなかったら、書くことなさ過ぎて別の意味で「就活が終わっていた」かもしれません。。

先達からのアドバイス

一応一通りの就活を経験した身からのアドバイスを、僭越ながらさせていただきます。

夏・冬インターンシップにどんどん応募した方がいい

インターンシップに応募するメリットは以下です。

  • エントリーシートや面接の練習になる
  • 選考を勝ち抜けばインターンシップに参加できる(インターンシップに参加するメリットは前述の通り)
  • 落選してもデメリットがない

インターンシップに「参加」するメリットは言わずもがな。

僕が伝えたいことは「応募」することが大事、ということです。

なぜならインターンシップ選考は、そのまま「早期選考」や「本選考」の練習になるのです。

さらに、インターンシップ選考に落ちようが、企業はそれを後の選考に持ち越しませんから、無害です。つまりデメリットがない。

強いて言うなら、多くの企業へ応募するにはそれだけの労力がかかります。研究に忙しい人は時間を取ることが難しい場合があります。それにせっかく応募しても、落選したらショックを受けるでしょう。

しかし、「早期選考」や「本選考」で落ちる前に、「インターンシップ選考」で落ちておきましょう。その中で自分のエントリーシートや面接内容のどこが悪かったのか、改善点はないかを考え、成長するのです

研究説明はとにかく分かりやすく

選考の中には「技術面接」というものがあります。自身が4年生から行ってきた研究内容(学部3年生の場合は、4年生になったらやってみたい研究内容)について発表します。

これがなかなか難しいのです

自身はずっと考えてきたことなのでよく理解しているのですが、面接官は「今初めて知った」状態なのです。そのギャップを埋めるような分かりやすい説明ができなければ、いくら自分が本当のこと、正しいことを言っていたとしても、面接官には伝わらず、「不合格」となります。

化学業界に行けば、化学のことを理系脳で考えることも必須の能力ですが、その考えや思考を「相手に伝える」ことも仕事の一つとなります。

企業に入り、「新しい研究を思いついた!これなら成功する!」と確信があっても、それを経営陣が理解してくれないと、資金を出してくれません。

「すごい機能を持った製品ができた!」と新製品を作ろうとも、卸先のメーカーやお客さんがそのすごさを理解してくれなければ買ってもらえません。

考える力と同時に、「伝える力」が必要で、選考において面接官はそこを見ているのです。

この力を培うためにも、インターンシップにたくさん応募して、たくさん練習してみてください

FAQ

Q. 何月頃に就活を始めたらいい?

A. 特に志望業界や志望企業がない人、早く就活を終えたい人、漠然と不安を抱えている人に関しては早めに取り掛かることをお勧めします。化学工学系の主な進路先である、化学業界やプラントエンジ業界あたりであれば、僕同様5月から始めれば早い方になります。

Q. インターンシップや選考に係る費用は自腹?

A. 企業や開催地までの距離によります。交通費の支給がない場合もあれば、支給してくれる場合もあります。また、遠方からの移動でどうしても前泊が必要な参加者にのみ、宿泊代を支給してくれる会社もあります。

Q. インターンシップ選考に全然受からなくて不安だけど、大丈夫?

A. インターンシップ時点では、志望業界すら決まっていない学生が多いため、学生一人当たりがエントリーする企業数が多い傾向にあります。加えて、インターンシップの受入数は、早期選考や本選考の採用枠より圧倒的に少ないため、落ちるのが普通です。インターンシップに落ちようが、本選考には何ら影響はありません。

Q. 先輩たちの会話を聞いていると、たくさんの企業の名前が飛び交っていますが、全然わからない。分かるようになるもの?

A. 嫌でも分かるようになります。自分ひとりで得られる情報はたかがしれています。友達との情報共有をしっかりして、少しでも就活を有利に進めましょう。

最後に

就活は、今後の自分の人生を大きく左右する、大切なイベントです。

是非じっくり考え、情報を集め、行動し、悔いのないものにしてください。

皆様の就職活動が上手くいくよう、祈っております。

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この記事を書いた人

化学工学専攻/GPAが低めな大学院2年生
戦績:化学工学技士(基礎)S / TOEIC 890点 / 危険物取扱者甲種/高圧ガス製造保安責任者(甲種化学) / FP3級
特性 : 飽き性
趣味 : Netflix, Youtube視聴
勉強中 : 株の勉強を開始
化工見習い:見習いレベル3

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