こんにちは。化工見習いです!
今回は2019年A問題の解答を作ったので、見ていきましょう。解答の後に解説しているので、よろしければそちらも見てください
2019年-A-解答
2019-A12 2019-A3 2019-A4 2019-A5 2019-A67 2019-A8振り返り
A1.
一番最後の文章に、単位変換の情報が示されていますので、計算ミスさえなければ、解けると思います。
また、「1℃あたり」と「1Kあたり」は同じ意味なので、そこは変換する必要はありません。
A3.
原料は100molに対し、生成ガス量はいくらか分かりません。ので、生成ガス流量をFとして
収支を考えていけば簡単に解けます。そして生成物らは原料に含まれていないため
生成ガス組成の比と量論比から選択率は一瞬で分かります。また、
収率=選択率×転化率
の関係も利用すると早く求められます。
A4.
1)まさかのこの問題では、内部流体と円管内壁との熱伝達係数や内壁温度が与えられていません。なので、内壁温度は流体温度と等しいとして解くしかありません笑
また、伝導伝熱の伝熱面積は半径方向で変化するため、対数平均面積を求める必要があります。
A5.
この問題では、水の輸送に水平円管だけでなく、エルボや弁を使用しています。流体がエルボや弁を通過するときは、圧力損失が生じます。
「相当長さ」とは「エルボや弁1つあたり、円管~~m分の圧力損失があるよ!」という意味です。
それさえ分かれば問題ないです。
A6.
b.「脱着速度はNとθに比例する」と書いてあるので、知らなくも答えられます。
e.分圧が十分小さい場合は、分母が限りなく1に近づくため、「q=q0Kp」と近似できます。
A7.
c.圧力がVの関数であるため、P=nRT/Vの形になおしてから積分してあげなければなりません。
e.それに対しこちらは、圧力がp2で一定のまま体積変化が起こるため、単純にPΔVとして解けます。
A8.
1)槽型反応器の体積を求める式が分かれば、解ける問題です。2次反応であることにも気をつけなければなりません。
2)2つ目の反応器の入口濃度は、1つめの反応器の出口濃度であることに注意です。
終わりに
以上で2019年度、化学工学技士(基礎)の解答と解説は以上になります。
個人的には2021年よりは簡単かなと感じました!
質問などありましたらコメントの方よろしくお願いいたします。
良ければ、他の年度の解答も見てみてください!
2022年度の解答・解説はこちら👇
2021年度A問題解答はこちら👇
2021年度B問題解答はこちら👇
コメント
コメント一覧 (2件)
とても良い!!
ありがとうございます!!
tomoyangoさんのブログもとてもいい!!です><