こんにちは。化工見習いです。
今回は、化学工学技士(基礎)2017年のB問題を解いてみました。
解説もつけてあるので、良ければ読んでいってくださいm(__)m
2017年-B-解答
2017-B1 2017-B2-1 2017-B2-2 2017-B2-2-1 2017-B2-3 2017-B3-1 2017-B3-1-図 2017-B3-2改 2017-B3-3振り返り
B1.
いわゆる等モル向流拡散というやつです。bの解法でポイントは2つあります。
1つは、物質流量mol/sは移動方向に一定、つまり\(\displaystyle \frac{dM}{dy}=0\)であることを利用して解くこと。
2つ目は面積\(\ S\)が移動方向に一定であるということ、です。
特に2つ目が重要で、面積が一定でないと当然面積も積分の考慮に入れる必要が出てきて結果が変わってしまいます。
後は誘導に従うだけとなります。
B2-3.
c ここで躓いた方も多いのではないのでしょうか。定常状態での式をしっかり立てることが出来ないと解けません。
語句は少し悩むかもですが、よくある最終定理を使って定常値を求める問題なんかは無いので、この設問は時間的にお得だったと思います。
B3-1.
(1)タイラインを引いてる領域は液2相に分離。それ以外の領域は液1相なので、S-Aの組み合わせが一番相互溶解性が低いと考えてよいと思います。
B3-2.
e,f,g 微小区間におけるろ過速度×時間がその区間でのろ液量になること、と、積分の概念を理解していれば解けると思います。
終わりに
2017年度のB問題はあまり突っ込みどころがなかったように感じました。
誘導をよく読んで単位や式の形に気を付けながら解いていくと高得点が狙えると思います。
他の年度の問題も解いているので良ければご覧ください!
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも見させていただいてます。
2016年の問題の解答もお時間あればお作りしていただきたいです。
コメントありがとうございます!
今少し立て込んでるので、少々お時間頂きたいですm(__)m
いつも見て頂きありがとうございます^^